ガレージハウスのスペースを広く確保するコツ

ガレージハウスのスペースを広く確保するコツ

ガレージハウスの広さは土地面積が制約となるので、スペースを広く確保するには工夫が必要になるのではないでしょうか。
基本的に住宅部分は2階以上に設ける、これがガレージハウスのスペースを最大限に広く確保するコツとなります。
ただ、住居が2階部分に位置することになるので、買い物をしたら荷物を上の階に運ばなければいけないなど、普段の生活に不便が生じます。
空間と生活の利便性を両立するコツとしては、半地下を設ける構成のガレージハウスをつくることです。
これなら車を無理なく収納できますし、生活空間も低い階層に設定できますから、広くて快適な住環境が手に入ります。
勿論、予算や家族の希望の兼ね合いもあるので、意見がマッチしてスムーズに決まるケースばかりではないのも確かです。
ガレージハウスは最初にどこに空間をつくるか考えて決めるのが重要で、その周りや上に動線を考えながら生活空間を設けていくことが、結果として広々とした快適な住宅の完成に繋がるのではないでしょうか。

おしゃれで使い勝手の良い地下に設置したガレージハウス

ガレージハウスは一階の住居の下に作る方法以外に、地下に作る建て方もあります。
この方法は住居と離れた場所に設置する方法と、住居と一体とする方法があり、使い勝手の良さから見ると一体の方が優れています。
なぜかというと離れた場所では車を乗り入れて荷物を住居まで運ぶ必要があり、雨の日には濡れながら運ばなければなりません。
他にも地下に設置すれば家との高低差ができ、階段やスロープを昇り降りする時につまずいたりする事故も考えられ、一体の方が安心して使うことができます。
一体の場合はスロープを設けて道路から乗り入れ、直ぐ近くに玄関を設置することで雨に濡れることなく荷物を運べます。
玄関からはエレベーターを設置するとより便利で、費用の面からそこまではできない場合は、緩い傾斜の階段を設置すれば昇り降りは楽です。
ガレージハウスに停めた車やバイクなどをガラス越しに室内から眺めることもでき、おしゃれな趣味の空間を楽しむことができます。

著者:間宮泰彦

筆者プロフィール

神奈川県海老名市生まれ。
大手不動産屋に店長として勤務。
今回はガレージハウスについてコラムを書きました。